−獣医免疫療法の可能性を求めて−

神奈川県動物病院|神奈川県大和市中央林間の動物病院|ひらの動物病院|免疫療法(自己活性化リンパ球移入療法)の加療実績記録です|ひらの動物病院では犬・猫の腫瘍科診療に力をいれており、腫瘍外科手術、化学療法(抗癌剤治療・抗がん剤治療)のみならず、がん免疫療法(免疫治療・活性化リンパ球療法)、緩和医療(痛みのケア)を積極的に取入れ、ホリスティックにQOL(生活の質)を支えます

※コメント・メールによるご質問等は受け付けておりません。免疫療法に関するご質問は、ひらの動物病院:046(272)5300までお問合せください 〒242-0007神奈川県大和市中央林間2−3−11 ひらの動物病院 http://www.hirano-vets.com
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# ATちゃん(腎細胞癌):活性化自己リンパ球培養用採血1回目

ATちゃん(犬:ミニチュア・ブルテリア 9歳2ヶ月)


〔疾患名〕腎細胞癌(肺に砲弾状多発性転移病巣を認める。腹腔内リンパ節転移を認める。他の腹腔内臓器に器質的変化は認められない。

〔経過〕食欲の減退が認められ近医を受診した際、レントゲン検査において肺に腫瘤陰影がある事を指摘された。腹部超音波検査において腎臓腫瘍であると判断され、心臓病がある事も含めて、手術不適応であるとの説明から免疫療法を勧められた、との病態について精査希望にて当院受診。左側腎臓尾極領域から最大径5.4cm程度の大型腫瘤が認められる。左側腎門リンパ節、肝門リンパ節、膵十二指腸リンパがいずれも長径約10mmに腫大して認められる。腹腔内実質臓器に明確な器質的変化は認められない。左右両肺野に最大径26mmの腫瘤陰影が多発的に認められる。エコーガイソド下での腎臓穿刺〜細胞診検査の結果、標本上には異型性を伴う上皮系腫瘍細胞が多数認められる。

〔主訴〕病期を理解した上で、QOLの維持、腫瘍病態の進行遅延を目的とした免疫療法を希望。


〔免疫療法関連処置〕 活性化自己リンパ球培養用採血(頚静脈より8ml:血液スクリーニング検査、血液塗抹検査については、精査時にチェック済であり、代謝機能等に特記すべき異常は認められない)

〔併用処方薬等〕COX-2阻害薬



〔免疫療法目的・方針〕 腫瘍性変化の進行遅延ならびにQOLの維持。任意間隔。
10/30:院内培養室にて単核球層を分離し、抗CD3抗体に播種〜継代開始
11/06:院内培養室にてIL-2を感作
11/13:活性化自己リンパ球移入療法1回目予定

| - | - | 22:12 | category: ATちゃん(犬:腎細胞癌) |
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獣医免疫療法の可能性を求めて


獣医免疫療法実績掲載情報 -臨床誌-

ひらの動物病院:活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)の実施により15ヶ月間の良好なQOLが得られた犬の肝細胞癌の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:49-55,No.260.2011.


ひらの動物病院:不完全切除後の乳腺癌症例に対して活性化自己リンパ球移入療法(CAT療法)を実施し,12カ月間の局所再発ならびに転移の制御,良好なQOLが得られた犬の一例.Companion Animal Practice.チクサン出版:59-66,No.258.2010.
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